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ディジーベルはいつ歌うの?

週の初めのニュースですが、ASIMOの新型が発表されました。
今回の目玉は、大きく分けて次の3点。
・環境変化に対する適応能力の向上
・道具を使った運搬機能
・走行機能の向上

来年春をめどに、このASIMOをHonda和光ビルで運用開始するようです。
いよいよ本格的にオフィスに入ってくる時期になってきたんですね。
少し前のホンダの求人で、自然言語処理を勉強した人を募集してましたが
歩行安定性、耐障害性等をクリアして
いよいよ人とのコミュニケーションを取っていく、そんな段階にきてるんですね。
BARのピットやTAKATA童夢のピットで給油するASIMOが観たいぞ。
6km/hでの歩行はかなり速い。TVで映像を観たけど、あれだけ歩ければ
人間と並んで歩く事も遜色ないレベルですね。
軽量化が進んでいるとともに、パワーのあるモータの使用、制御の応答性向上などが想像できます。

「いかに剛性を残しつつ軽量化するか」というのは、永遠のパズルなわけですが
そのパズルの解析はCAEの発達でかなりやりやすくなってきています。
モータも強力で小型になってきていますし
それについている減速機もハーモニックドライブの特注品。
これら間接的な技術の発達も、ASIMOの歩行に垣間見えます。

お茶を運ぶ姿も見ました。力センサによるフィードバックによって実現しているようです。
ワゴンを手押しして歩くとこからして、足の裏だけでなく、今回の腕周りも含めて
かなりの箇所に力センサが入っているんでしょうねぇ。
それは手つなぎ歩行などからも想像できます。

まえにも書きましたが、一連のホンダのヒューマノイドロボットは
頭のてっぺんから足の先(?)まで、重心から剛性から固有振動数から
物理データをすべて取って、その結果として歩いてます。
今回は、スリップ等を予測して安定させる制御プログラムの改良もあったようです。
ホンダが営利企業であり、将来的にASIMOの販売を視野に入れていることを考えれば
この制御方法は最適なアプローチであったと思えます。

でも個人的には、純粋にヒューマノイドの制御を考えると
少々味気ないアプローチであると感じます。
ASIMOの制御だって、長年研究者が成し得なかった事ですから、すごいことには変わりないですが
人間は自分の体の重心を意識しながら歩いてないですよね。
ホンダもその辺を考えているようで、
フィジカルな改良は一定の目標を達成したので、今度は知能化だと言っています。
でも、この知能化って言葉は結構アバウトですね。

ASIMOの初代が発表されて5年。
ASIMOが「でぇいじー♪」と歌う日はいつ来るでしょう。

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ASIMOの進化
いずれはHONDA Racingのドライバー、メカニック、オフィシャルとして活躍することが期待されている(勝手に決めてはいけません)ASIMOがまた進化しました。 走る速度が3km/hから6km/hへ増えて、コソ連の成果が出たみたいですが(でてへん)、これで大阪の雑踏で人の邪魔を
  • 2005/12/16 23:54
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