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スカイ・クロラ

この前、スカイ・クロラを観てきました。
観た感想を書きます。

まず、面白い映画でした。観てよかった。
森博嗣の原作は読んでないんですが
原作者の時点で面白いだろうなぁ、と想像してました。

イノセンスの時は、映像のきれいさに驚きましたが
ストーリーが最悪だったので満足度は低かったんですが
今回はストーリーも良かったので、大満足。
震電好きとしては、飛行機のデザインも良かった。

次に、絵の感想。映像は文句無しです。
空撮のリアリティを追求した感じで
すごく飛行機に乗りたくなりました。
PS3あたりで、エアロダンシングとかエナジーエアフォースの
続編が出てくれると、速攻買いそうな勢いですw

同時に、しょっぱなの空中戦や主人公が撃墜されるシーンでの
薬莢の飛び方、キャノピーの割れ方、血の飛び散り具合など
こちらもリアルで、戦争の悲惨な感じが出ています。
気分が悪くなる人もいるかも知れませんが。
所々がスローモーションになる演出も
人の感覚に近い所があるんじゃないかと思います。

リアルさでは、すでに宮崎アニメの比ではないでしょう。
ただ、雲を始めとして、モノの質感は及んでいません。
例えば、人が雲を見た時などは、その時々の感情や
風景全体のフィルタが掛かってるように思いますが
宮崎アニメはそれらまでシーン全体で再現している気がします。

最後に、映画で描かれたテーマについて。

キルドレと呼ばれる、遺伝子操作によって
子どもの姿のまま永遠の命を与えられた登場人物達が
商品として戦争に投入される様子から
死や生について描かれていきます。

意思や人格があるにもかかわらず
外見や能力が規格化され、時代の流れに翻弄されていく様は
今の日本の状態を鑑みると、考えさせられる所があります。
この辺りが表層のテーマで
個人的には、押井守監督から宮崎駿監督に対する
尊敬と憎しみ、悔しさを感じますw

つまり、劇中の「ティーチャ」が宮崎監督で
キルドレが押井監督を始めとするアニメータという
アナロジーですね。

出会うと(公開時期が重なると)、必ず撃墜される
終わる事のないゲーム(アニメ人生)に於ける、ボス的存在。

「毎日同じ事をしていても、違う事がある。
それで十分だ。面白く生きていける。」
という主人公のセリフは、
天才宮崎駿に対して、アニメ界で頑張る
名も無きアニメータ達へのエールにも聞こえます。

主人公達のエンテ機(先尾翼機)に対して
ティーチャがスタンダードな機体(ムスタングもどき)
というのも面白いです。

戦争が永遠に繰返されるゲームで
ティーチャが絶対的なボスである。

(ここまでは劇中で語られた内容)
そして、
ゲームで倒せないボスは存在しない。
と思うけど、これは真?

これこそが、キルドレ(凡人)達の生きる指針だと思うが
いかがか?

Comment

最近宮崎駿と養老猛の対談と、オタキングの入門書が文庫化されてるのを
本屋で見つけて思わず2冊とも買ってしまった。

宮崎駿が言ってた。
CGに対して、やっぱりフィルムが妙にリアリティあったりするのは、
フィルムのパーコレーションのガタなんやって。
微妙な振動がいいらしい。
おみそれいりました。。。
  • 2008/08/22 00:37
  • さえら
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「虫眼とアニ眼」かな?
蝶の道ってのがあるのにビックリした記憶がある。
俺は単行本で読んだけど、本の中で宮崎駿が言ってた
保育園みたいのを実際に作るらしいで。
  • 2008/08/29 22:48
  • たねち
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