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八社目 揖屋神社

元来た道に戻って、国道9号線の下をくぐると
左手に揖屋神社があります。

iya1.jpg
日本書紀に言屋社(いやのやしろ)、出雲国風土記には伊布夜社(いふやのやしろ)の記述があって
熊野大社と同じくらい歴史があるそうです。

意宇六社(おうろくしゃ)の一つ。
意宇六社は、ここの他に
熊野大社、真名井神社、六所神社、神魂神社、八重垣神社
をいいます。

iya2.jpg
しめ縄は、右頭の左巻き。
拝殿と、その後の少し高いところに本殿があります。
主祭神は伊邪那美命、大己貴命、少彦名命、事代主命。
本殿左右に摂社があって、向かって左が韓國伊太氏神社(からくにいたてじんじゃ)で
須佐之男命、五十猛命(いそたけるのみこと)を、
向かって右が三穂津姫神社で三穂津姫が祀られています。

この五十猛命は大屋毘古神(おおやびこのかみ)ともいって
須佐之男命の息子さんです。
日本書紀には、高天原を追われた須佐之男命は五十猛命とともに
新羅に行ったが、この地を嫌って出雲に来たという話があります。
また、五十猛命は樹木の種を植えてまわったという話もあります。
前者の属性から、韓國伊太氏神社の名前がついたとすると
須佐之男命は渡来系の神様ということになります。
後者の属性は、大国主命に近いですね。
この韓國伊太氏神社を追っていくと、また面白そうです。
iya3.jpg
本殿です。
拝殿裏手に回ると、本殿へ上がれる階段があるので
ここから本殿の周りを歩く事ができます。
伊布夜坂の地と祭神が伊邪那美命だけあって、黄泉の国のイメージが強いですが
女性の神様なので、安産や縁結びにもご利益があるそうです。
また、面白いことに出雲大社では大国主命は向かって左(西)を向いていますが
こちら、伊邪那美命は向かって右(南)を向いているそうです。

日本書紀に「犬が死人の手を言屋社に置いた」という一節があります。
犬、死人というキーワードは金屋子神にも共通です。
金屋子神は女嫌いでしたが、一説には金屋子神が女神だから、らしいです。
また、伊邪那美命も製鉄の神としての属性もあるようで
伊邪那美命と金屋子神の関連は面白いです。
後世に2柱がごちゃまぜになっただけ、かも知れませんが。

揖屋神社は摂社も非常に興味深いです。
拝殿と正対するように摂社が並んでいます。
その中に、恵美須神社が2社あるんですが
しめ縄が左側の社は右頭の右巻き、右側が右頭の左巻きと
同じ恵比寿神社なのに逆巻きになっています。
揖屋と恵比寿様と言えば、この地にいた女性に愛に
中海を渡って会いに来られていた恵比寿様が、時を間違えた鶏の鳴き声に驚いたひょうしに
足をワニに食べられる話があります。何か関連が?

iya4.jpg
他に蛇に模したように巻いた縄が、3つ祀られています。
出雲大社佐太神社、神迎祭と、何かと蛇が出てきますが
ここにも蛇。しかもかなり厳重に祀ってあります。

本殿の南側には立派なお稲荷さんもあります。
本家京都の伏見稲荷神社を彷彿とさせる、朱色の鳥居がずらーっとならんで
こちらもぜひ参ってみてください。

次は、意宇の要、意宇の杜を訪ねます。

Comment

伊邪那美命は沢山いますね
たねちさん、こんにちは~
今日は本当に天気がいいですよね。
宮城県はビリビリするぐらい暑さが厳しいのですが、そちらはどうですか?
しかし、じっくり読ませて頂きますと本当に驚くことばかり書いてあって関心してしまいます。
凄い!!
伊邪那美命、本当に全国各地にいらっしゃいますよね。今まさに伊邪那美命について調べていたところだったので参考になりました。

また、遊びに来てくださったんですね。嬉しかったです(笑)感謝しています!!
ようこそです。
長野は一日の気温差が激しくて、まいってます。ひどい日は朝晩で20℃以上の気温差があって、着るものに困っちゃいます。

伊邪那美命にしても大国主命にしても、全国に社がありますからね。
伊邪那美命が葬られた比婆山も、鳥取と島根の県境にあるので、今度行こうと思ってます(^-^
ただ、専門じゃないので、ブログに書いてる事がどの程度ホントかは分からないですよ~(w
古代出雲の片鱗
 古事記では伊賦夜坂とか言うのですね。お隣の安来には、古事記に書かれたイザナミの御神陵、比婆山がありますよね。なんか関係ありそう。
  • 2009/12/29 18:13
  • 裏日本社
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方位取りを授けてくれたのは毘沙門天だった
私達は「方位取り」を行なう前から神社やお寺等をよく訪問していました。それは、日常において気分を変える、刺激を受ける、考え方を切り替える為でもありました。だから、「方位取り」を特別に意識するこ
  • 2007/05/22 18:12
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