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なぜ人型か (ロボット雑感)

ヒトの制御を考える前に、なぜ人型にこだわるかを考えます。
それはひとえに、「漢の浪漫」だからです(w
でも、実際にそれ以上の正当な理由が見当たらない....

ヒューマノイドロボットやそれに類するロボットを作る人達には2タイプあると思います。
1.純粋に人型ロボットが作りたい
2.ヒトの(特定の)機能を調べるために、ロボットで実験したい
1.な人達は、アトムやガンダムに憧れる人が
多いんではないでしょうか。
この人達がヒューマノイドロボットを作る理由として
よく耳にするのが
「世の中の物が人に合わせて作ってあるので、人型の方が合理的」
「人型の方が、人に与える心理的な負担が少ない」
といったものです。
一見もっともらしく聞こえますが
それらに対する反論は難しくありません。
産総研の梶田秀司博士も講演で似たようなことをおっしゃってました。

要は「ヒューマノイドを作りたい」んです。
それでいいと思います。
空を飛びたくて飛行機を作ったように
人を作りたくてヒューマノイドロボットを作る
でいいと思います。
それが原因で、将来に悲惨な出来事も起こると思いますが
作りたい衝動を無理やり抑えることはできません。
そういう中で、飛行機のように
人に役に立つ応用が確立されていくでしょう。

2.の人達は機械や電気の分野にとどまらず
生物や化学分野の人達も多いかと思います。
自分達の未解明な部分に迫りたい
明らかにしたいという人達です。

孫子の兵法の有名な一説には
「知彼知己、百戦不殆。
 不知彼而知己、一勝一負。
 不知彼不知己、毎戦必敗。」
(敵を知り己を知れば、百回戦っても負けない。
敵を知らず、己を知れば、勝ったり負けたり。
敵を知らず、己も知らねば、必ず負ける。)
とあります。
この場合、敵=自然と言い換えれば
十分意味が通じると思いますが、いかがでしょう。

必ずしも自然は敵ではなく、むしろ自然を味方にするために
あるいは、大きなくくりで見れば
人もまた自然の一部であるので
人の将来に何か貢献するために自分を知りたい
というわけです。

ヒューマノイドロボットを作るといった場合
それに含まれる領域というのが大きくなりつつあります。
将来的に倫理や哲学といった領域まで
突っ込む場面もあるでしょうし
すでにその片鱗は見えつつあります。

1.のところで書きましたが
「作りたいから作る」はいいんですが
突き詰めて行くと
倫理を無視した暴走ともなりかねません。
また、科学と工学とで指向も異なります。
そこらあたりは別項で考えることにします。

神に創られし人が神に近づきたいという衝動は
とてもプリミティブなものであります。
愚かな人間達の、人型ロボットを作りたいという衝動は
どうしようもありません。
バベルの二の舞にならないことを祈るばかりです。
(ちなみに、笑うところですよー)

Comment

人型は何体でも作られるさ、人類の夢だからだ。

目がー目がー!
  • 2006/07/14 11:38
  • いぎ
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バルス!
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